2009年06月28日
差別?
今回のお話は、前々回の「自分のルーツ」の続きから始まって、
後半から内容が劇的に変化しますので、あしからず
母が大昔、祖母(父方)から聞いた祖父(父方)の若い頃の話なんですが、
祖父は若い頃、役者(旅役者?)に憧れ地元を出た?らしいのです。
そこからどこへ行ってどーなったのかは分かりませんが、
結局は役者じゃない職業につき、祖母と結婚し静岡市内で暮らしていたんですが、
昭和20年6月19日の静岡大空襲で焼け出され、
姉?妹?の嫁ぎ先が製材屋を営んでいたらしくそこを頼って島田市へ
一家で移り住んで現在に至ったという歴史があったようです。
母からその話を聞いて、
おっ!!
あの時代に役者に憧れて田舎を出ちゃうなんて、さすがaki のジィさん!!!
わんぱくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まっ まさか!?
旅役者が来た時、その気になってそのまま勝手についてっちゃったんじゃ!!!???
とテンションが上がっちゃって
さらに詳しく知るために、ダメなアカ親父(DAO)に聞いてみたところ
「何故知ってる?
俺は話してないのに、かぁ〜さんは誰に聞いたって?
役者なんかに憧れるのは、遊び人みたいないい加減な連中ばっかだし、
こんな話は恥ずかしくて人には言えん!!!」
とのわけで隠していたらしい。
これって完全な職業差別である
さらに聞けば、
タクシー運転手(クモスケって言ってた)にもけっこう悪いイメージをもってるし・・・。
aki の職業の鳶職に対しては、偏見とは別な意味で
「しょんない連中が多い」
とのイメージだし。。。。。(これは分かる気もしちゃいますが)
この人は共産党で一体なにを勉強してたんだろ?
全くあきれましたよ・・・。
まぁ〜 DAOも aki が何を知りたいのかを理解してくれていたからこそ、
格好つけずに正直に答えてくれたんだろうと、思いますが
理想主義な元共産党員でさえ、心底ではこーいったモノがあるということは、
それだけ生まれ育った時代の地域や環境からすりこまれた偏見や、
小さな世界の常識、悪習のパワーってすごいんだろーなぁ〜
って思い知らされました。(DAOはS16年生まれ)
ちなみに
昔からの習慣や習しの中には
その地域等に適した素晴らしいモノもあるんだろうと、思いますし、
全てを否定しているわけではありません。
なんかテンションが上がったり、下がったり、何か忙しい午前でした・・・。
2009年06月17日
自分のルーツ
3月に脳梗塞で倒れ、入院していたアカ親父( aki の実父)が
やっと毎週末仮退院できるようになった。
去年にも既に一度脳梗塞でぶっ倒れてたので、
『これは aki さえも気付くことができない何か見えない大きな力が動きだしたな!!』
と、判断したので「先祖の墓参りとかしてるのか?」とアカ親父に聞いたところ、
『親父(akiの祖父)も俺も長男じゃないから、俺ァ関係ない』
という理由で行ったことも無い、と言いやがったのです。
そんなダメなアカ親父ことダメアカ親父(以下DAO)を墓参りに連れて行こうにも、
曽祖父を始めとして先祖が眠っている墓も寺も知らなきゃ、
本家がある地区名(小字名)は覚えてても、家の場所を知らない・・・。
しょうがないので、ダメ元でとりあえず隣の地区在住で、
友人に爺、婆連中ばかりな、我が側近のKAZUに、
1.名字
2.地区(小字名)
3.祖父の名前
4.祖父の姉か妹の嫁ぎ先
以上これしかない手がかりで一応調査してもらったところ、
たった1時間で見つけ出してくれたのです!!!
お陰様で、DAOもaki も初めて曽祖父&先祖の墓参りをすることができたうえ、
自分自身のルーツを知ることが出来て、何かすごく満足というか嬉しかったです。
名家ではありませんでしたが、かなり古くからの家だったみたいなので、
その先のルーツを調べるのは難しそうですが、
なんか楽しいのでまた機会があれば調べたいと思ってます。
頼れる側近KAZUもいるし
この茱萸(グミ)の木になにか運命を感じる今日この頃です。
中屋さん へ
aki もとうとうローカル仲間ですよ。
最初からなんか懐かしい感じがしてたんだよなぁ~~
2009年06月08日
親方
aki の元親方が死んでしまった・・・。
経営者として、取引先等に迷惑をかけまいと最後のケジメだったみたいです。
本当に本当に我がままで、色々とどーしようもないことばかりして迷惑ばかりかけていた
このaki を一人前になるまで、ず~っと面倒をみてくれた優しくてすごくいい人でした。
こういった締めくくり方が良いケジメかどーかはまだ自分にはわかりませんが、
なんとも言葉になりません・・・。
「親方 本当にありがとうございました」