2009年03月29日
差別
いきなり補足ですが、奴隷制は白人だけの文化ではなく、
人類の歴史の始まりと共に、世界中で存在していました。(大昔には日本にも><;)
異民族や、宗教が違う異教徒との戦争の結果、
敗者側の兵士が捕虜となり、勝者側の労働力や軍事力(傭兵みたいなもの)
のために奴隷とされることが多かったようです。
日本関連では、太平洋戦争終戦時に中立条約を破って攻めてきたソ連に、
全面降伏した日本兵約60万人が、戦争捕虜として極寒のシベリアにて強制労働させられ、
約6万人の死者をだした、シベリア抑留ということがありました。
やっと本題に戻りまして、
1862年リンカーンの奴隷解放宣言まで奴隷制を続け、
(この賛否が原因でアメリカは南北に分かれ、南北戦争が起きた)
その後も、1964年まで法の下の平等を認めず、
1919年国際連盟設立時(国際連合の前身)の委員会にて、
連盟規約に人種差別撤廃を入れようと、
日本が提案した、人種的差別撤廃提案 を拒否し、
第二次世界大戦時(1939~1945)には、
日系人の強制収容 という国家的な人種差別行為を行ったのが、
あのアメリカ合衆国なのです。
そんな国がオバマを選んだのです!!!
器がデカイ!!!
まったくあの国は、良いことも、悪いことも何でもすごいことをしますよ・・・。
実力があれば、全てを認め入れる心の強さは、
我が国日本、そして日本人にはないものかなぁ~と思いました。
紹介してきたように独自の歴史や文化、習慣が無い国だからこそ、
常識にとらわれずに色んな事を経験し、だからこそ常に進化できるのかもしれません。
過去や常識にとらわれない合理的な国です。
昔からの常識や習慣が差別を生んでいることは間違いない事実です。
そこからは何も得も生まないし、何も意味も無い事なのに・・・。
とゆーか、誰もが良くないことだとわかるはずなのに・・・。
おかしいと思うことにまずは「なぜ?」と言えなければ、
それが本当に必要かどうかも判らないはず!!!
「だって普通そーだら!?」
「それによって実は地域が助かってる」
「他もやってる」
が、いつまでも差別や談合を代表とした、
自分達を守る為だけのくだらない習慣が無くならない原因なんです!!!
(事実地方の方が、差別意識が一般的に強く残ってる)
そんな理由で勝手に助けて欲しくありません。
アメリカまでとはいいませんが、
くだらない習慣は無くすことのできる、文化レベルの国になって欲しいです。